
この記事ではディアブロ4のおすすめビルドを解説します。「どのスキルや装備を選べばよいか分からない」という初心者から「新しいビルドをプレイしたい」という中~上級者までを対象に、キャラクターの強さを最大限発揮するための戦略的な組み合わせをご紹介します。
ビルドの特徴
- どんなビルド? :対単体ダメージ不足を幸運の一撃:冷気ダメージでカバーする、大量の〈ライトニングスピア〉でサーチ&デストロイする中~遠距離戦闘ビルド
- 操作難易度は? :簡単で初心者にもおすすめ
- ビルド構築難易度は?:ユニークアイテムなしでも運用可能だが、クリティカルヒット率、クリティカルヒットダメージ、攻撃速度付きの装備を要厳選
- 適正コンテンツは? :新キャラ育成△ 周回◎ 高難易度◎
キーアイテム
スキルと強化ノード
スキルスロット

エンチャントメントスロット

基本構成
※スキル効果はランク1の場合の内容です。
※[+]は加算型、[×]は乗算型です。
パラゴンボード&グリフ
振り方の一例
パラゴンボードのアレンジ
パラゴンレベルが低くポイントが足りない場合は、まずはボード枚数を増やしグリフを発動させること、レジェンダリーノードを取ることを優先します。ポイントが余る場合は取り逃しているレアノード・マジックノードや必要に応じてステータスを上げます。
おすすめ装備(レジェンダリーの化身/ユニーク)と特性
※ひとつの部位に複数アイテムが記載されている場合は、上にあるものほど優先度が高く、下にあるものは代用となります。
※オレンジ文字の特性は、名工品制作 4/8/12段階目のボーナスでおすすめなものです。
ルーンワード
ソケット
おすすめの傭兵・援兵
ビルドを機能させるにあたり、厳密な傭兵・援兵の指定はありません。
こちらの記事を参考に選んでみましょう。
ビルドの解説
ライトニングスピアビルドは、召喚した〈ライトニングスピア〉が敵をホーミングして大ダメージを与えるビルドです。対単体ダメージに欠けるという弱点を、〈チャージボルト〉と幸運の一撃:冷気ダメージでカバーする構成です。フロストバーンの代わりに武器に焼戻特性の幸運の一撃:冷気ダメージを採用することもできますが、シーズン6らしさを残すためフロストバーンを採用したタイプを紹介しています。
基本的な立ち回り
- 移動や位置調整は回避テレポートで行う
・〈テレポート〉エンチャントメントで、回避が〈テレポート〉に置き換わる
・ブーツの固有特性で、攻撃すると回避のクールダウンが1.5秒減少する
- 〈アイスアーマー〉はクールダウンごとに使用する
・大嵐の化身で、与ダメージ増加
- 〈アイスブレイド〉はクールダウンごとに使用する
- 〈ライトニングスピア〉はクールダウンごとに使用する
・分割エネルギーの化身で、クリティカルヒット時に範囲攻撃化
- 〈アンステイブルカレント〉はクールダウンごとに使用する
- 〈チャージボルト〉で攻撃する
・フロストバーンで、幸運の一撃ダメージが発動する
- 〈フレイムシールド〉は緊急回避として使用する
炎上状態の付与
炎上は〈フレイムシールド〉と、〈アンステイブルカレント〉で自動発動した〈使い魔〉から付与することができます。パッシブ〈暴食の業火〉によるクリティカルヒットダメージ増加、レアグリフ・炎を与えし者による与ダメージ増加、レアノードにある炎上の敵に対する与ダメージ増加/炎上の敵からの被ダメージ減少ボーナスを得ることができます。
脆弱状態の付与
脆弱は〈ライトニングスピア〉のクリティカルヒット時、〈アイスブレイド〉ヒット時に40%の確率で付与します。
ステータスの優先順位
攻撃系ステータス
- クールダウン短縮
召喚数を多く維持しパッシブ〈召喚の達人〉の効果を最大化するため重要なステータスです。さらにクールダウンスキルを使用することでパッシブ〈守護〉による障壁を獲得でき、防御面でも役立ちます。クールダウン短縮は、主にユニーク兜・ハーレクインの紋章またはレジェンダリー兜、タル・ラシャの虹色の輪で積みましょう。
- クリティカルヒット率
クリティカルヒットは、メイン火力である分割エネルギーの化身の発動条件のため重要なステータスです。クリティカルヒット率は、主に手袋、指輪、擬死の衣による全ステータス(の敏捷性でクリティカルヒット率上昇)で積みましょう。
- クリティカルヒットダメージ
メイン火力である分割エネルギーの化身のダメージを増幅させるステータスです。クリティカルヒットダメージは、主に武器、手袋、指輪の特性や焼戻特性で積みましょう。
ダメージ重視で名工品制作をする際は、元々装備に付いているクリティカルヒットダメージの特性ではなく、焼戻特性のクリティカルヒットダメージを狙いましょう。焼戻特性の方が特性の可変値が高いため、より高いボーナスを得ることができるからです。
- 攻撃速度
スキルの発動速度を上げることができ、〈チャージボルト〉連発からの幸運の一撃発動や、回避テレポートのクールダウン短縮に役立ちます。
- 幸運の一撃発生率
幸運の一撃発生率が高いほど、装備の特性による幸運の一撃:冷気ダメージを発動させることができます。
防御系ステータス
- 防御力
防御力は被ダメージ減少率が最大となる1000まで積みましょう。
1000に達していない場合は、防具に防御力特性を積みましょう。
- 各属性耐性
各種属性耐性は、上限である70%まで積みましょう。パッシブ〈防御結界〉などで耐性値の上限を上げている場合は、最大85%まで積むこともできます。
上限に達していない場合は、指輪のソケットに不足した属性に対応した宝石を装着したり、アミュレットや指輪を名工品強化し耐性値を強化したり、パッシブ擬死の衣やタル・ラシャの虹色の輪で発動できるパッシブ〈防御結界〉を含めて調整しましょう。
ビルドのアレンジ
奈落高難易度用構成
スピードファーミング用構成
スピードファーミング用構成ではクールダウン短縮を重視し、ブーツの固有特性で攻撃による回避クールダウン短縮と〈テレポート〉エンチャントメントの回避テレポートで高速移動しましょう。
- 兜を、滅びの継承者からハーレクインの紋章に変更
- 胸当てを、擬死の衣から永遠の装具に変更
- 招来のルーンを ワット から ガア に変更
※5秒間、クリティカルヒット率が2.5%上昇する(最大25%)。
- 〈アイスアーマー〉の強化ノードを〈秘術〉から〈瞬き〉に変更
※〈アイスアーマー〉の発動中、消費したマナ50につきそのクールダウンが1秒短縮される。
- 〈アンステイブルカレント〉のポイントを4つ減らし、その分を〈チャージボルト〉に振る
装備の選択肢
- 武器の選択
剣の固有特性:クリティカルヒットダメージも有用なのですが、このビルドでは攻撃回数を重視してワンドを選択するのがおすすめです。ワンドと同じ攻撃速度をもつダガーでも構いませんが、若干火力が下がります。
- 武器の焼戻特性
ワンドと焦点具の焼戻特性〈チャージボルト〉発射数は他のビルドへの転用がしにくく汎用性が下がるため、幸運の一撃:冷気ダメージを採用することもできます。
- GA(大いなる特性)や名工品制作の凸
火力重視で知力凸を中心に構成していますが、クリティカルヒット率に寄せたり攻撃速度や回避のクールダウン時間で機動力に寄せたりすることもできます。
よくある質問
スキルスロットにセットしていない〈使い魔〉にスキルポイントを振っているのはなぜですか?
〈アンステイブルカレント〉で自動的に〈使い魔〉が発動するからです。
スキルスロットに〈使い魔〉をセットしてない状態で〈アンステイブルカレント〉から発動した〈使い魔〉には、スキル説明にある「最後に使用したスキルと同属性~」の効果が発動せず必ず火属性で召喚され、かつ〈使い魔〉の強化ノードの効果も乗るため炎上を付与することができます。
〈ファイアボルト〉エンチャントメントや〈ヒュドラ - 召喚〉に頼らずに炎上を付与できる方法として有効ですので覚えておきましょう。
〈テレポート〉エンチャントメントはどんな目的で採用していますか?
機動力を高めるのはもちろんのこと、奈落高難易度用構成では永遠の装具とのシナジーで集敵&ダメージ軽減を目的として採用しています。
なお〈テレポート〉スキルランクにより、回避テレポートのクールダウンを短縮する効果も得られます。しかし焼戻特性の「機動力スキルのクールダウン時間短縮」や「テレポートのクールダウン時間短縮」は、回避テレポートのクールダウン時間を短縮しないことに注意しましょう。
移動が多く、内なる静寂の化身が無駄になりませんか?
〈テレポート〉や回避テレポートは移動したとみなされず、静止扱いのため内なる静寂の化身のボーナスが途切れません。ただしクールダウン時間短縮が十分でなく回避テレポートのみでの移動が難しい場合は、代わりに破砕する刃の化身を採用しましょう。
〈ライトニングスピア〉のスキルランクを上げないのはなぜですか?
このビルドのメイン火力は〈ライトニングスピア〉クリティカルヒット時に発生する分割エネルギーの化身によるダメージであり、〈ライトニングスピア〉のスキルランクには左右されないからです。
ビルド考案&解説者のご紹介
この記事は、ericeさんが考案&解説してくださいました!ericeさんはソーサラーを中心にプレイし、奈落や試練場など高難易度コンテンツを攻略しているプレイヤーです。
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