この記事ではハデスの最新情報を随時更新し、まとめていきます。
発売日・価格・対応プラットフォーム
当初Nintendo Switch版は2020年冬に発売予定だったので、ようやくといった感じです。テキスト量が非常に多く、ローカライズ(翻訳)に時間を要したとのこと。多くの神々が登場するので、その会話に性格を反映するのは膨大な作業量だと思います。評判の良いゲームなので、中途半端で変な日本語のまま発売されるより、じっくり時間をかけたのはむしろありがたいことだと思います。なお、ローカライズ担当は、カルト的人気を誇るUndertaleのローカライズも担当したハチノヨン (8-4)社です。
クロスセーブの対応
2021年3月29日にFAQを確認したところ、PC⇔Switch間のクロスセーブ機能の提供が開始されたようです。操作は簡単に行えるようで、Nintendo Switch版のサブメニューから詳細が確認可能とのことです。
セーブデータの移行が可能なので、Switch版の発売を待ちきれずにPCで始める人に朗報やな!
ハデスってどんなゲーム?
冥界の王ハデスの息子であるザグレウスを操作し、ハイテンポな戦闘とスタイリッシュなコンボで戦い冥界からの脱出を目指す一人用アクションゲームです。ハデスの世界観は冥界からの脱出というテーマにもかかわらず、アニメ調のキャラクターデザインやアートワーク、神々との軽いノリでの会話のおかげもあり、とっつきやすい印象です。
ローグライクというジャンルで、ダンジョンに挑戦するたびにダンジョンの構造、出現する敵、得られる報酬などがランダムに生成されるのが特徴です。また、ダンジョンの途中で死んでしまったら武器やスキルが失われ最初からやり直しになります。ただし引き継がれる能力もあるため、何度も挑戦して冥界からの脱出を目指しましょう。1プレイ20分〜40分程度とテンポが良く、死んでしまっても引き継がれるアイテムや能力があり、プレイヤー自身にも攻略知識が貯まっていくので、何度も挑戦して地獄からの脱出を目指しましょう。1週目クリアまでは約20時間ですが、そこがさらなる挑戦へのスタートライン。プレイを重ねて獲得していく新しい武器(全6種)、ダンジョンを攻略するたびにランダムに出現する神から授かる力で構築するビルド(=同じビルドは二度とプレイできない)などにより、何度もプレイしたくなるリプレイ性があります。類似するゲームとしては『風来のシレン』『オメガラビリンス』などがあります。
その他の特徴
- ランダムに生成されるダンジョン
- 分岐がある場合には、次のマップの内容がある程度表示されていてルートを選べる
- ダンジョンではランダム出会う神にスキルを授かるが、どの神と出会うかはランダム
- 1,000以上のストーリーイベント
- 神々との友好度
- ハウジング
- 釣り
主人公ザグレウスの謎
ギリシア神話においては、ゼウスとペルセポネの息子。ゼウスの妻であるヘラが嫉妬に狂いザグレウスに刺客を送り込み、ついには殺してしまう。ザグレウスの心臓だけはアテナにより救われ、ゼウスはその心臓を飲み込んで愛人であるセメレーと子をもうけた。生まれた子・ディオニュソスはザグレウスの心臓を受け継いでおり、ゼウスとともに宇宙を統治した。
このゲーム内では冥界の王ハデスを父と呼んでおり、なぜ家出(地獄からの脱出)しようとしているのかストーリーが気になるところです。
ハデスの評判
ハデスはとても高い評価を得ているゲームです。
Steamでは130,000件以上のレビューのうちなんと98%もの好評を博していて「圧倒的に好評」です。
Open Criticでは平均スコアが93、批評家のおすすめ度が100%となっています。
世間の評価が必ずしもプレイヤーの評価と一致するとは限りませんが、プレイしてみたくなることは間違いないですね!
ハデスの受賞歴
ハデスはゲーム業界内でも高い評価を受けており、世界中の各メディアが発表するゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞するという形で表れています。以下で代表的な受賞歴をご紹介します。
「The Game Awards 2020」で2冠!
2020年12月10日にオンラインで開催されるゲームの祭典「The Game Awards 2020」のGAME OF THE YEAR(以下、GOTY)に、Hadesがノミネートされました!GOTYのノミネート作品は以下の6作品です。
- Doom Eternal(id Software / Bethesda)
- ファイナルファンタジーVII リメイク(スクウェア・エニックス)
- ゴースト・オブ・ツシマ(Sucker Punch / SIE)
- Hades(Supergiant Games)
- あつまれどうぶつの森(Nintendo)
- 【WINNER】The Last of Us Part II(Naughty Dog / SIE)
ご覧の通り、超大作の数々がGOTYにノミネートされている中、インディーズゲームであるHadesが並んでいるのは、まさに快挙といえるのではないでしょうか。
GOTYの受賞は逃したものの、ハデスは「ベストインディー」「ベストアクション」の2冠に輝きました!
「ラスト・オブ・アス2」がGOTYを含めて6冠に輝きました。その他、ファイナルファンタジーVIIリメイクが2冠、あつまれどうぶつの森が1冠など、日本発のゲームも健闘しました。結果はこちらからご覧ください。
「IGN's Game of the Year 2020」で2冠!
ゲーム情報メディアIGNが発表するGOTYで、ハデスが見事GOTYに輝きました。ハデスは「IGN's Game of the Year 2020」と「Best Action Game」の2冠に輝きました。
IGN's GOTYの全ノミネート作品は以下の通りです。
- 【WINNER】ハデス
- あつまれ どうぶつの森
- アサシン クリード ヴァルハラ
- サイバーパンク2077
- ファイナルファンタジーVII リメイク
- ゴースト・オブ・ツシマ
- Half-Life: Alyx
- The Last of Us Part II
- Microsoft Flight Simulator
- スパイダーマン マイルズ・モラレス
その他の結果は以下からご覧ください。
まとめ
ようやくNintendo Switchで発売されたハデス。GOTYにノミネートされるなどゲーム業界内での評価も折り紙つきな上にユーザーレビューも非常に高評価なので、ぜひプレイしてみてください!