Path of Exile 2(以下、PoE2)では膨大な数のアイテムがドロップしますが、すべてを拾っているとインベントリはすぐに溢れ、プレイ効率も低下します。そんなときに活躍するのが「アイテムフィルター」です。不要なアイテムを非表示にしたり、重要なアイテムを見やすくハイライトしたりすることで、時間短縮や貴重なアイテムの見落としミスの防止につながります。
この記事では、PoE2のアイテムフィルター(ルートフィルター)やその導入方法について簡単に解説します。
アイテムフィルターとは

画像の出典:GitHub - NeverSinkDev
アイテムフィルターは、ルート(=戦利品)がどのように表示されるかをカスタマイズし、欲しいアイテムを強調表示したり、不要なアイテムを非表示にしたりするのに役立つツールです。
アイテムフィルターの設定画面は、オプション画面 ゲームセクションのアイテムフィルター一覧にあります。
アイテムフィルターの設定方法
アイテムフィルターは、以下のいずれかの手順で設定します。
- 【PC向け】公式サイトからフォロー(おすすめ!)
- 【CS機向け】公式サイトからフォロー(おすすめ!)
- 【PC向け】手動インストール
【PC向け】方法1:公式サイトからフォロー(おすすめ!)
以下の方法でフォローします。
-
https://jp.pathofexile.com/item-filter/ladder/follower/type/PoE2 をクリックするか、以下の手順でアイテムフィルターのページを開く
- [ゲーム]タブから[アイテムフィルター]をクリックする

- [ゲームタイプ]プルダウンから[PoE2]を選択する

- 任意のフィルターをクリックし、フィルター詳細ページを開く

- [フォロー]をクリックする

- PoE2のゲーム内のオプション画面内の[ゲーム]タブ→[アイテムフィルター一覧]のプルダウンから、任意の設定ファイルを選択する

【CS機向け】方法2:公式サイトからフォロー(おすすめ!)
概ね方法1と同様ですが、以下の手順でゲーム内ブラウザからアイテムフィルターをフォローすることができます。
- PoE2のゲーム内のオプション画面内の[ゲーム]タブ→[アイテムフィルター一覧]の一番右にある地球マークのボタンからブラウザを起動する
【PC向け】方法3:手動インストール
以下の手順でインストールします。(※便宜上「インストール」と書いていますが、厳密にはファイルを指定ディレクトリ配下に格納するだけです。)
手順1:アイテムフィルター設定ファイル(拡張子が .filter のファイル)を入手する
アイテムフィルターは、専用の設定ファイルを用意しゲームに読み込ませることで使用できるようになります。設定ファイルは自作することも可能ですが、専用の言語での記述が必要なためハードルが高いです。そのため、有志が作成し配布している設定ファイルを入手しましょう。
この記事では、一例としてNeverSink-PoE2litefilterを使用した手順を解説します。
- NeverSink-PoE2litefilter を開き[Assets]にあるzipファイルを選択し、ダウンロードする

- ダウンロードしたzipファイルを右クリックし[すべて展開]を選択し解凍する

- 展開後のフォルダを開く

手順2:指定のフォルダに格納する
設定ファイルを、ゲーム内から呼び出せる場所に入れてあげる必要があります。
- ユーザ名\Documents\My Games\Path of Exile 2 を開く
フォルダの場所が見つけられない場合は、PoE2のゲーム内のオプション画面内の[ゲーム]タブ→[アイテムフィルター一覧]の一番右側にあるフォルダアイコンをクリックしましょう。

- アイテムフィルター設定ファイル(拡張子が .filter のファイル)を、1で開いたフォルダにドラッグ&ドロップで移動させる

手順3:ゲーム内で、フィルターを選択する
- PoE2のゲーム内のオプション画面内の[ゲーム]タブ→[アイテムフィルター一覧]のプルダウンから、任意の設定ファイルを選択する

おすすめアイテムフィルター配布サイトのご紹介
ここからは、設定済みのアイテムフィルター設定ファイルを配布しているサイトをご紹介します。
注意事項
- 配布されているアイテムフィルターの用途と、設定された内容を理解すること
アイテムフィルターはキャラクターのビルドと密接な関係があり、クラスや使用するスキルを考えた上でルールを設定するものです。そのためビルドに適したフィルターを利用しないと、良いアイテムを逃すことに繋がります。
例えば「Mercenary Leveling」(=マーセナリーの育成用)と書かれていても、ビルドによって重視するアイテムは異なります。配布されているフィルターの内容は必ず確認し、用途に合ったフィルターを選択しましょう。
NeverSink - PoE2litefilter
PoE1でもアイテムフィルターを自作・配布している最大手。PoE2用のフィルターについては現在α版という立ち位置で、以下の特徴があります。
- フィルタの厳密度に応じ、0-SOFT~6-UBER-PLUS-STRICTまで7種のフィルターが構築されている
- 初心者向けなのは2-SEMI-STRICT
cdr-poe2filter
- NeverSink Path of Exile 1 filterと機能比較し80%以上を再現したフィルタ
- マップT1~15攻略向けの汎用的なcdr-endgame.filterと、T15以上向けで1高貴以下の価値のアイテムを非表示にするcdr-end-strict.filterを完備
今後さまざまな攻略チームがフィルターをアップすることが予想されます。おすすめを見つけたらこちらのコメント欄でシェアしてください!
よくある質問
CS機(Playstation5、Xbox)環境でアイテムフィルターを使用できますか?どうやって適用できますか?
前述の「方法1:公式サイトからフォロー」の手順を踏めば、CS機(Playstation5、Xbox)でもアイテムフィルターを適用できます。
もっと簡単にアイテムフィルターを使用する方法はありますか?
アイテムフィルターのオートアップデートツール・FilterBladeを使用することで、フィルターの自動更新が可能になります。FilterBladeは開発者であるNeverSink氏にPatreonを通じて支援(月額3$以上のサブスク課金)をすることで利用することができるようになります。ただしアーリーアクセス版の現時点ではPoE2のフィルターの自動更新機能はなく、将来的に追加されるようです。
まとめ
この記事では、PoE2のアイテムフィルターについて解説しました。アイテムフィルターはゲームを快適に進めるために必須の機能です。このガイドを参考に、ご自身のニーズにあったアイテムフィルターを利用してみましょう!