ディアブロ3のシーズン25(パッチ2.7.2)のおすすめビルドを紹介します。「プレイしたことのない新しいビルドを試してみたい」「同じようなビルドを組んでいるのに強さを実感できない」「どんなスキルや装備を選べばいいのかわからない」といった疑問や悩みに対する答えのひとつになればと思います。
ビルドの特徴
- むさ苦しさ決定戦 堂々の連覇中!筋肉おじさん軍団が怒涛のタックル
- シンプルなメカニズムで操作が簡単
- 強いだけが価値じゃない!楽しさ重視のビルド
キーアイテム
スキルとルーン
アクティブスキル
〈フュリオス・チャージ*1 - 容赦なき突撃*2〉
〈スプリント*3 - 遠駆け*4〉
〈サイズミック・スラム*5 - ランブル*6〉
〈バトル・レイジ*7 - ブラッドシェッド*8〉
〈狂戦士の憤怒*9 - インサニティ*10〉
〈古の民の呼び声*11 - 一心同体*12〉
パッシブスキル
ヘルファイア・アミュレットにランダムなパッシブスキルが付くため、スキル枠でセットできるパッシブスキル4つに加えていくつか多めにリストアップしています。上から4つは必須で、それ以外はオプションです。上4つのいずれかのパッシブスキルがヘルファイア・アミュレットについたら5つめをパッシブスキルにセットするなど、柔軟に入れ替えてください。
装備と優先するスタッツ
装備の補足:2つのセットアイテム採用時の注意点
このビルドでは、不死王の呼び声6パーツとレコーの遺産4パーツという2つのセットアイテムを採用しています。装備スロットが足りないので、王家の威光の指輪(セット・ボーナスに必要なアイテム数を 1つ減らす)をカナイキューブに採用し、不死王5パーツで6パーツ分の効果、レコー3パーツで4パーツ分の効果を発現させています。
武器・ベルト・兜はレコーセットには存在しないので必然的に不死王セットになります。鎧と肩当てには〈フュリオス・チャージ〉ダメージが欲しいのでレコーを優先します。手袋・下衣・靴の不死王は、兜のレコーと入れ替えが可能です。
装備の補足:腕甲の属性について
装備例では、腕甲は物理スキルダメージを増加させる特性を採用していますが、ここは炎、氷、稲妻でもOKです。というのも、主力の〈フュリオス・チャージ〉はレコーの遺産セット効果により全ルーンの効果が発生しているため、スキル選択画面で選んだルーンの属性が適用されるからです。つまり炎スキルダメージがついた腕甲であれば〈バタリング・ラム〉ルーンを、氷属性スキルダメージがついた腕甲であれば〈凍てつく突進〉ルーン、雷スキルダメージがついた腕甲であれば〈ドレッドノート〉ルーン、物理スキルダメージであればそれら以外のルーンを選択することで、どの属性がついた装備でも活用することができます。
カナイキューブ
ジェムの選択
シーズン25限定 ソウル・シャードの選択
苦悶の精髄は毒ダメージがトリガーとなるソウル・シャードです。武器につく特性「毒ダメージ+XXXX」でもトリガーになるため、毒系スキルを持っていないクラスでも使用可能です。
恐怖の破片はスキルがクールダウン中だと強力なバフ効果を得られるソウル・シャードです。ランク2効果で筋力がついたもの、ランク3効果で〈リング・オブ・ファイア〉または攻撃速度&クリティカル率上昇がついたものがおすすめです。
レジェンダリージェム
囚われし者の悪夢
絶望せし者の石
稲妻の石
おすすめの従者
クリティカル率の上昇など火力のサポートになるスコーンドレルがおすすめです。
従者には最低でも宿敵の腕甲(腕甲)と時の芳香(アミュレット)を装備させましょう。その他のおすすめはこちらをご覧ください。
ビルドの解説
攻撃のメカニズム
このビルドのダメージソースは〈フュリオス・チャージ〉です。〈フュリオス・チャージ〉のダメージを上げるため、抵抗する者、穢れの護りを採用しています。
抵抗する者により、移動速度ボーナスの 500%分が〈フュリオス・チャージ〉のダメージに加算されるという効果があります。そこで〈スプリント〉の40%、稲妻の石(レジェンダリージェム)の25%の移動速度ボーナスを積む構成にしています。さらにライフオーブの出現具合に左右されるのでおまけ程度ではありますが、生存嗅覚(パッシブスキル)の最大20%も出たら候補に入ります(優先度は低いのでヘルファイア・アミュレットについたらラッキー程度)。
防御のメカニズム
このビルドで主に被ダメージを減少させるのは、不死王の呼び声セット効果による常時50%減少、〈フュリオス・チャージ〉と力の指輪のシナジーによる被ダメージ最大 80%減少です。
基本的な立ち回り
このビルドは、1対多のシチュエーションをもっとも得意とするビルドです。高難易度GRでは常に敵を集めるように意識します。そのために必要なのが、近くの敵を手当たり次第に攻撃するのではなく、エリート・モンスターを見つけてもMAPの少し先まで確認し、他のエリート・モンスターがいたら集めてから戦うことです。また交戦後にライフが残っている敵がいたら、そのまま殲滅するのか、その敵を引き連れて次の集団とまとめて殲滅するかの判断が大事です。
ダンジョンに入ったら、まず〈古の民の呼び声〉を使用し、不死王の呼び声セットによる攻撃力・防御力アップの効果を発動させます。またバフスキルである〈バトル・レイジ〉も切らさないように最低でも120秒に一度使います。さらに力の指輪による防御力アップ効果を発動させるため、最低でも8秒に一度は〈フュリオス・チャージ〉を使用しましょう。
攻撃手段はひたすら〈フュリオス・チャージ〉によるタックルです。交戦時には、移動速度ボーナスの 500%が威力に上乗せされるので〈スプリント〉を使用し、また〈狂戦士の憤怒〉で変身することを忘れないようにします。〈狂戦士の憤怒〉のクールダウンは長いのですが、不死王の呼び声4セット効果によりフューリー使用ごとにクールダウンが短縮される効果があります。そこで〈サイズミック・スラム - ランブル〉でフューリーを全消費し、クールダウンを大幅に短縮させる構成です。さらにバーバリアンの装備につくフューリー消費時ライフ回復の特性により、同時にライフも回復させることができます。
装備を厳選せずともクールダウンの短縮やライフ回復手段があるため、非常に安定感のあるビルドです。