この記事では、Last Epoch(ラストエポック、以下LE)のクラフトシステムについて解説します。
クラフト画面の見方
クラフトはクラフトウィンドウ(Forge)で行われ、[F]キー(コントローラーの場合はラジアルメニュー)で開きます。
- Forging Potential(以下FP)
鍛造潜在力。詳細は後述。
- Prefix
セットしたアイテムにPrefix(接頭辞)として付与されているAffix。最大2つ。
- Suffix
セットしたアイテムにSuffix(接尾辞)として付与されているAffix。最大2つ。
- Affixのアップグレード
Affixをアップグレードしたい場合に押すボタン。
- Affixの現在のTier
アイテムに付与されているAffixの現在のTier。クラフトでは最高Tier5までアップグレードできる。
- Shard
Affixを付与する場合にセットする。詳細は後述。
- Rune
アイテムにさまざまな変化を与えるクラフト素材。詳細は後述。
- Glyph
ルーンやシャードと一緒に使用することでクラフトの結果に影響を与えるサポートアイテム。詳細は後述。
- 消費Forging Potential量の範囲
クラフト実行時に消費されるFP量の範囲。この範囲からランダムにFPを消費する。例えば、「Costs 1 To 24 Forging Potential」と書かれている場合、1~24の範囲内でランダムにFPを消費する。
クラフトの手順
- [F]キー(コントローラーの場合はラジアルメニュー)でクラフト画面を開く
- インベントリからクラフトしたいアイテムをセットする
- クラフトしたい内容に応じて、クラフト素材をセットする
・開いているAffixスロットに特性を追加したい場合は、Shardスロット(またはAffixの空きスロット)をクリックし、素材一覧からAffixを選択する
・すでに付与されているAffixのアップグレードは、Affix右上のアップグレードボタン( ↑ のマーク)をクリックする
・その他必要に応じ、RuneやGlyphをセットする
- 実行ボタンを押す
クラフトの解説
クラフトでは、以下を行うことができます。
- Affixの追加
- Affixの可変値のリロール(再抽選)
- Affixの削除
- アイテムの分解
クラフトの制限
- クラフトを行えるのはノーマル/マジック/レア/エグザルトアイテムのみで、ユニーク/セット/レジェンダリーアイテムはクラフトすることができない。
- 各アイテムは無制限にクラフトできるわけではなく、どれだけクラフト可能かの値がForging Potentialとして定められている。
FORGING POTENTIAL(フォージングポテンシャル)
Forging Potential(以下FP)とは鍛造潜在力であり、そのアイテムがあとどれだけクラフトできるかを示す値です。。すべてのアイテムにはランダムのFPが設定されていますが、レアリティが高いアイテムや高レベルエリアで入手したアイテムほどFPが多く設定される傾向があります。
ほとんどのクラフトアクションは、その内容ごとに定められた消費FPの範囲内からランダムな量を消費します。例えば、「Costs 1 To 18 Forging Potential」と書かれている場合、1~18の範囲内でランダムにFPを消費します。
例外として、クラフト時にGlyph of Hopeを使用した場合は25%の確率で、クラフトでクリティカル発生時は100%の確率でFPを消費しません。
FPが0になったアイテムはそれ以上クラフトすることはできませんが、Rune of ShatteringでAffixを抽出することはできます。
アイテムの分解
Rune of Shatteringを使用してクラフトすることでアイテムを分解できます。分解すると、そのアイテムが持っていたAffixをShardとして抽出することができます。
入手できるShardの量は、最低1つ~最高でそのアイテムに付与されているAffixのTier値の間でランダムです。例えば、Tier5のAffixを4つ持つアイテムは、各Affixごとに最低1~最高5個のShard(=合計で最低4個~最高20個)を入手することができます。
クラフトの素材
SHARDS(シャード)
シャードは、アイテムにAffixを付与したりAffixのTierをアップグレードする、もっとも基礎となるクラフト素材です。
シャードひとつひとつはAffixの1Tierを表し、装備のAffixを1Tier分アップグレードすることができます。例えば、アイテムにTier5のAffixを追加するには、そのAffixのShardが5つ必要となります。
アイテムは最大4つのAffixを持つことができ、Affixは最高Tier5までアップグレードできます。クラフト時にクリティカルが発生すると、通常のシャードの成果に加えアイテムのAffixのTierがアップグレードされます(ただしTier5以上のAffixをアップグレードすることはありません)。さらにクラフトに使用した素材やForging Potentialを消費しないメリットがあります。
Shardは敵や宝箱からのドロップのほか、クラフトでアイテムから抽出することができます。一部のAffixがついた装備やShardは、高レベル帯エリアでしかドロップしないものもあります。
RUNES(ルーン)の一覧
ルーンは、アイテムにさまざまな変化を与えるクラフト素材です。
- Rune of Shattering(ルーン オブ シャタリング)
アイテムを破壊し、そのアイテムに付与されていたAffixからShardを生成する。生成されるShardの数はAffixごとにランダムであり、最低1つ~最大でそのアイテムに付与されているAffixのTier値の間で決定される。
例えば、Tier5のAffixからは1~5個のShardが生成される。
- Rune of Refinement(ルーン オブ リファインメント)
各Affixの可変値を、そのTierの可変範囲内でリロールする。
- Rune of Removal(ルーン オブ リムーバル)
アイテムのAffixをランダムに除去し、そのTierと同じ数のShardを生成する。
- Rune of Discovery(ルーン オブ ディスカバリー)
アイテムの空いているすべてのAffixスロットにランダムなTier1のAffixを付与する。レアなAffixが付与される確率が上昇する。Forging Potentialは消費しないが、Forging Potentialが0のアイテムには適用できない。
- Rune of Shaping(ルーン オブ シェイピング)
アイテムのすべてのImplicit mod(暗黙モッド)をリロールする。
- Rune of Ascendance(ルーン オブ アセンダンス)
アイテムを同じアイテムタイプのユニークアイテムかセットアイテムに変化させる。例えばSilver ringにこれを使うと、Silver ringでないものも含めてあらゆるユニークリングに変化する。ベースアイテムの他の特性は一切保持されない。Rune of Ascendanceでは、ドロップ専用のユニークアイテムやセットアイテムを作成することはできない。例えば、ボスからしか入手できないユニークアイテムやセットアイテムはたくさんある。
▷ Last Epoch攻略:Rune of Ascendanceの使い方
- Rune of Creation(ルーン オブ クリエーション)
アイテムを複製するが、オリジナルとコピーの両方のFPが0になる。
- Rune of Research(ルーン オブ リサーチ)
アイテムに付いているExperimental Affixを封印する。このAffixはスロットに移動し、空いたスロットは新しいAffixを追加するために空けられる。Rune of Researchを使用すると、Glyph of Insightを得るチャンスがある。
GLYPHS(グリフ)の一覧
グリフは、ルーンやシャードと一緒に使用することでクラフトの結果に影響を与えるサポートアイテムです。
- Glyph of Hope(グリフ オブ ホープ)
クラフト実行時に、25%の確率でFPコストが0になる。
- Glyph of Chaos(グリフ オブ ケイオス)
Affixをアップグレードし、さらにそのAffixを別のAffixにランダムに変更する。ただしPrefix(接頭辞)をSuffix(接尾辞)に変更することはできないし、その逆も然りである。
例えば、fire resistance shardを使ってそのTierをアップグレードすると、Tierは通常通り上昇し、その後、cold resistanceやincreased healthといった別のSuffixに変化する。
- Glyph of Order(グリフ オブ オーダー)
Affixの可変値をリロールすることなく、Affixをアップグレードする。
例えばHealth+55(Tier4の最高値)が付いているアイテムにGlyph of Orderを使用すると、Health+75(Tier5の最高値)に変化する。
- Glyph of Despair(グリフ オブ デスペアー)
一定確率で、指定したAffixを封印することができる。封印されたAffixはそのアイテムの5番目のスロットに移され、空いたスロットに新しいAffixを追加できるようになる。封印されたアフィックスはそれ以上変更できないため、封印できるAffixは各アイテムにつき1つとなる。
封印できる確率は低TierのAffixほど高く、Tier1のAffixならほぼ100%封印できる。
- Glyph of Insight(グリフ オブ インサイト)
PrefixをExperimental Affixに変更する。手袋、ブーツ、ベルトにのみ機能し、アイテムがすでにExperimental Affixを持っている場合は機能しない。
まとめ
この記事では、Last Epoch(ラストエポック、以下LE)のクラフトシステムについて解説しました。クラフトはゲーム序盤~中盤の攻略スピードアップから終盤の最強装備作成まで、あらゆる場面で冒険を手助けしてくれる便利な仕組みです。このガイドを参考に、理想装備を追求してみましょう!