この記事では、ディアブロ4に登場する5つのクラスの特徴についてまとめました。各クラスの特徴を知り、どのクラスをプレイしたいか選べることがゴールです。
バーバリアン
野蛮で強靭な肉体を持つ戦士・バーバリアンは、絶え間なく戦場を暴れまわり、パワフルな武器で大きなダメージを与えます。バーバリアン独自のアーセナルシステムにより、状況や使用したいスキルに応じて、両手メイスから二刀斧に持ち替えるなど、4種の異なる武器に切り替えることができます。また武器によって異なるスキルをセットできるため、上級プレイヤーは更に詳細なカスタマイズが可能です。
アーセナルシステム
バーバリアンは複数の武器種を装備し、スキルを使用すると自動的にそのスキルに対応した武器種で攻撃を繰り出します。また、武器を使用すれば使用するほど武器種ごとの熟練度が高まり、武器ごとにさまざまなパッシブ効果が発動するようになります。
技量スロット
レベル15に到達すると、さらにバーバリアンの特徴を強化する「技量スロット」が解放されます。使用武器に関わらず技量スロットセットした武器種の効果が発動する、強力なパッシブスキルです。
レベル15優先クエスト:戦闘の達人ガイド
バーバリアンのスキル一覧
ローグ
ローグは剣やダガーといった近接武器(二刀流可)と、弓やクロスボウといった遠距離武器を自由に使い分けることができ、弓での範囲攻撃や鉄菱を使ったクラウドコントロールスキルなど多彩な攻撃方法があります。ローグ独自のカテゴリシステムと注入システムにより、幅広い戦い方が可能です。アサシンやデーモンハンターを使っていたプレイヤーにもきっと気に入ってもらえることでしょう。
注入スキル
ローグは注入スキルによって、各種攻撃に属性を付与することができます。注入システムはディアブロ2で傭兵として雇えたローグへのオマージュでもあります。
同じスキルでも付与した属性によって性能が変わるため、ビルドの幅が広がります。例えば冷気注入は、ソーサラーの冷気状態と組み合わせると敵を早く凍結させるなど、パーティープレイでのシナジー効果も生まれます。
カテゴリシステム
レベル15に到達すると、さらにローグの特徴を強化する「カテゴリシステム」が解放されます。解放するにはクエストをクリアする必要があるます。
ローグは以下の3種類の戦術からひとつ選択することができ、いつでも自由に変更することができます。
- コンボポイント(Combo Points)
[基本]スキルで攻撃するごとにコンボポイントが溜まり(最大3)、[コア]スキルがコンボポイントを消費して追加効果を与えるようになる
レベル15クエスト「ローグ:真の能力」をクリアすることで解放
- 内なる目(Inner Sight)
敵の弱点が頭上に表示されるようになり、その敵に攻撃するとゲージが溜まる。ゲージが最大まで貯まると4秒間エナジーを消費せずにスキルが打ち放題となる
レベル15クエスト「ローグ:真の能力」をクリアすることで解放
- 準備(Preparation)
レベル30クエスト「???」で解放されるため、詳細はまだ不明
レベル15優先クエスト:真の能力ガイド
ローグのスキル一覧
ソーサラー
強大なエレメンタルの力を利用して火炎・冷気・電撃の魔法を自在に操るソーサラーは、打たれ弱いものの破壊的なパワーを持つハイリスク・ハイリターンなヒーローです。ソーサラーの魔法は、ディアブロの世界観においてファンタジーの象徴かつ決して無くせない部分です。プレイヤーはソーサラー独自の冷気システムで敵を支配し、コントロールすることができます。冷気ダメージを与えれば与えるほど、敵の動きが鈍くなり、凍結し、最終的には粉砕されることでしょう。
エンチャントメントシステム
レベル15に到達すると、さらにソーサラーの特徴を強化する「エンチャントメントシステム」が解放されます。解放するにはクエストをクリアする必要があります。
ソーサレスは、アクティブスキルを、スキルスロットだけではなくエンチャントスロット(画像下部に3つある○スロット)にも設置できます。エンチャントスロットに設置するとアクティブスキルとしては使えなくなりますが、そのかわりに一定条件で自動的にセットしたスキルが発動するといった効果を得ることができます。
例として、以下のような効果の違いが現れます。
メテオの場合
- アクティブスキルとしてセットした場合の効果
対象地点に〈メテオ〉を降らし敵にXXのダメージを与え、さらに落下地点を炎上させ継続ダメージを与える
- エンチャントスキルとしてセットした場合の効果
自動的に敵をめがけて〈メテオ〉が振ってくる
ひとつのスキルをスキルスロットとエンチャントスロットの両方に設定することはできないため、戦略を立てて選択する楽しみがあります。
レベル15優先クエスト:魔術師の遺産ガイド
ソーサラーのスキル一覧
ネクロマンサー
2022年6月の四半期アップデートで発表された、最後のクラス。
ネクロマンサーは少量ずつ自動的に回復する「精髄」と、倒した敵の「死体」の2つのリソースを管理しながら戦うのが特徴です。死体は敵を倒した時だけでなく、スキルなどにより生成可能なので、「敵を倒して死体を作りたいのに、死体がないとキャラが弱くて倒せない」という状況にならないのが嬉しいですね!
スキルの系統
骨(Bone)
おなじみの骨スキルは、主に物理ダメージを与えるスキルです。
近くの敵を霊を飛ばし爆発してダメージを与える〈ボーン・スピリット〉は、精髄の量に応じてダメージが変動したりクリティカルヒット時にクールダウンが短くなるという特徴づけがなされています。おなじみの〈ボーン・プリズン〉は敵を骨の壁に閉じ込めたり通行不可にすることで戦況をコントロールスキルです。
闇(Darkness)
闇系のスキルは影の魔術で敵に継続ダメージを与え、ダメージを与えるとさまざまなメリットを得ることができます。また、デバフや行動妨害の効果も多いため、敵を近寄らせずに、徐々に弱らせて倒すことができます。
〈腐敗〉は闇の基本スキルで、闇の魔法をかけてダメージを与えながら、同時に精髄を回復するスキルです。さらに定期的に死体を召喚するという、ネクロマンサーのリソース管理のベースとなるスキルになるでしょう。〈病害〉は闇エネルギーの球体を発射し、爆発すると周囲が穢れたエリアになり範囲内にいる敵に継続的にダメージを与えます。
血(Blood)
血の魔術は敵から生命力を吸い取る防御系のスキルであり、同時にその防御を攻撃に転じる戦略的なスキルです。
〈ブラッド・サージ〉は周囲の敵から血を吸収し、その後〈ブラッド・ノヴァ〉を炸裂させて周辺の敵にダメージを与えます。〈ブラッド・ノヴァ〉のダメージは吸収した敵の数に応じて増加するため、敵集団のなかで使用することで最大の効果を得られます。
〈血の霧〉は発動するとネクロマンサー自身が血の霧に変化し、霧に触れた周囲の敵からライフを吸収します。一時的にあらゆるダメージを受けなくなるため、危機的な状況に陥ったときに体勢を立て直すことができます。
軍団(Army)
軍団はいわゆる召喚スキルで、スケルトンやゴーレムなどのアンデッドを召喚して戦わせることができます。
軍団のカスタマイズの幅を最大限に広げることが可能で、闇系に特化させたりボーン系に特化させたりすることができます。
死者の書
レベル15に到達すると、さらにネクロマンサーの特徴を強化する「死者の書」が自動的に解放されます。プレイヤーごとに個性あるプレイスタイルを実現するために容易したメカニクスが「死者の書」です。「死者の書」では自分の軍団をカスタマイズすることが可能で、キャラクターレベルの上昇とともに選択肢も増えていきます。
死者の書では「スケルタル・ウォーリア」、「スケルタル・メイジ」、「ゴーレム」の3種の召喚ユニットをカスタマイズできます。各召喚ユニットは3つの特化を選択することができます。例えば、「スケルタル・ウォーリア」には「散兵(Skirmisher)」、「防御兵(Defender)」、「死神(Reaper)」の3種があります。「散兵」は標準的なウォリアーですがダメージが高いもののライフが少なく、「防御兵」はライフが増加していて、「死神」は攻撃が遅いものの前方に範囲攻撃のダメージを与えられ、特別なチャージ攻撃で大ダメージを与えられます。また、このように特化したユニットはそれぞれ固有のアップグレードを利用可能で、全体的なプレイスタイルにあわせて各ユニットをさらに細かくカスタマイズすることが可能です。こうしたユニットやそのアップグレードは前述したさまざまなプレイスタイルと相乗効果があり、さらなるプレイスタイルの可能性を拡げてくれます。
カスタマイズに加えて、軍団の特定のユニットは生贄にして自身がボーナスを得ることも可能です。「死者の書」の各ユニットタイプの横には生贄のオプションが存在し、ユニットを召喚する代わりに生贄にして自身が恒久的なバフを受けることができます。これらのバフはプレイヤーが一部の召喚ユニットのみを生贄にしたり、すべての召喚ユニットを生贄にしたりと、さまざまな組み合わせが可能になっており、どのような選択をしても戦えるように考えてデザインされています。
このシステムの狙いは、どんなプレイスタイルでも誰もが楽しめる何かを用意することです。大きな軍団でも、小さな軍団でも、さらには軍団なしで独りで戦うとしても、どのようなプレイスタイルを選択しても、それで戦うことができるようになっています。
スケルタル・ウォーリア
スケルタル・メイジ
ゴーレム
レベル15優先クエスト:地底の呼び声ガイド
ネクロマンサーのスキル一覧
ドルイド
あの変身の達人がサンクチュアリにカムバックします!人間の姿から人狼や人熊へとシームレスに変身し、大地と嵐の魔法を操る魔法の力は誰にも負けません。さまざまなスキルがさまざまな形態で利用できるほか、ドルイド独自のキャタクリズムは大自然の怒りが敵を全滅させてしまいます。嵐の魔法は戦場で持続し、稲妻や暴風雨の急流を解き放つことができます。
精霊の恩恵システム
ドルイドは、敵がドロップした精霊の供物を集めることで、恩恵を受けることができます。解放するには優先クエストをクリアする必要があるのですが、そのクエストはオープンベータでは進入禁止エリア(進もうとすると強制的に戻される)に配置されているため内容を確認することができませんでした。画像からはスキルを系統別に強化したり、パッシブスキルを獲得するもののように思えます。正式発売を楽しみに待ちましょう!
レベル15優先クエスト:失われた森の精霊ガイド
ドルイドのスキル一覧
追加クラス
2012年に発売されたディアブロ3では、2014年に拡張パック第1弾「リーパー オブ ソウル(Reaper of Souls)」でクルセイダーが、2017年に拡張パック第2弾「ライズ オブ ネクロマンサー(Rise of the Necromancer)」でネクロマンサーが追加された経緯があります。
ディアブロ4においてはネクロマンサーが最後のクラスとして紹介されましたが、拡張パックで何らかのクラス追加はあり得るかも知れません。
まとめ
ディアブロ4のクラスの特徴についてお届けしました。アップデートに応じて記事を更新していきますので、今後もお見逃しなく!